RebbleでPebbleアプリを動かしたい!

Core Devicesが出るのを待つことができない
手元にPebbleがある
PebbleアプリをiPhoneで動かすことはできる

RebbleでiPhoneにPebbleアプリを

※当ブログはJailbreakや非正規アプリを推奨しません。当ブログを見て起こった事に対してPは一切の責任を負いかねます。

2025年3月の発表でPebbleOSがCore Devicesとして復活する旨の発表を知りました。

もちろん即購入しましたが、発送時期が来年の1月です。待てません。

信条に反しますが、試しにiPhone7でsideloadしてRebbleを入れることにしました。

環境

RebbleをsideloadしてPebbleアプリを入れる環境は次の通りです。

・PC: Mac mini 2023 M2
・OS: macOS 15.3.2
・端末: iPhone 7
・ケーブル: Lightning, USB type-C
・アプリ: sideloadly
・IPA: com.getpebble.pebbletime-iPhone13.ipa
・アカウント: iCloud IDとパス
・ネット: 必須

試していませんが、windows 11やAndroidでも同じような環境でできるはずです。

Rebbleを導入する手順

  1. iPhoneの完全バックアップを取る
  2. Rebble.ioに登録する
  3. Rebble HelpからPebble IPAをダウンロードする
  4. Sideloadlyをダウンロードする
  5. Sideloadlyをインストールする
  6. SideloadlyからPebble IPAをiPhoneにsideloadする

だいたいこのような流れでPebbleを導入できます。

Rebbleのインストールの仕方

前項のツール等をダウンロードしておきます。

  • 1. PCにiPhoneを繋ぎます(iPhone側とPC側で「信頼する」を選択しておきます)。2. Sideloadlyを起動して、Pebble IPAを入れたい端末を選択します。
  • 2. Sideloadlyを起動して、Pebble IPAを入れたい端末を選択します。

2. Sideloadlyを起動して、Pebble IPAを入れたい端末を選択します。

Sideloadlyの画面、画像ではApple Siliconにカーソルが合ってますが、実際はiPhoneへ。
Sideloadlyの画面、画像ではApple Siliconにカーソルが合ってますが、実際はiPhoneへ。

便宜上PCにチェックが入っていますが、一番上のiPhone〜@USBを選んでください。

  • 3. Apple IDにIDを入力します。
  • 4. IPAのアイコンにダウンロードしたcom.getpebble.pebbletime-iPhone13.ipaをドラッグ&ドロップします。
  • 5. Startボタンを押すとsideloadが始まります。途中Apple IDのパスワードを聞いてくるので入力します。
  • 6. インストール完了です。お疲れ様でした。

Pebbleアプリが起動できない

インストールが済むと端末にPebbleアプリが表示されます。

しかし、そのままの状態ではアプリを開くことができません。

少し手間がかかりますがiPhoneをデベロッパモードにする必要があります。

次の操作を行なってください。

  1. 【設定】アプリを開く
  2. 項目の【一般】を選ぶ
  3. 【VPNとデバイスの管理】を選ぶ
  4. 一番下にある【デベロッパモード】を選択
  5. 再起動(自動的に再起動されます)
  6. もう一度【VPNとデバイスの管理】を選ぶ
  7. 【デベロッパアプリ】をタップしてPebbleを【有効】にする
  8. Rebbleのサイトに行き、MY ACCOUNTをクリックする
  9. Switch to Rebble”をクリックする
JOIN REBBLEにアクセスしてからMY ACCOUNTへ
JOIN REBBLEにアクセスしてからMY ACCOUNTへ

結構手間がかかりますが、これで起動できると思います。

Pebbleアプリのアイコンが出現

Pebble復活

色々な手順がありましたが、これで無事iPhone上でPebbleアプリを動かせます。

10年経っても往年のPebbleの環境は整っています。

初期状態では文字盤やappの追加はできないことが多いです。

その場合はPebble本体をリセットし、iPhoneを再起動、前述のSwitch to Rebbleをクリックすることで改善されます。Bluetoothの接続をし直すことを忘れずに。

文字盤を変えました。FCのFF3は2,3番目が狙われやすい。
文字盤を変えました。FCのFF3は2,3番目が狙われやすい。

日本語化

このままでは英数字しか表示されず、日本語は文字化けしてしまいます。

そこでaoshimak氏のあおしまの日記で公開されている日本語化パックを当てます。

aoshimak氏の日本語化パックはものすごい精度で作られています。

元から日本語だったのではないかと思ってしまうくらいです。

この場で申し訳ありませんがaoshimak氏に最大の感謝を述べさせていただきます。

本当にありがとうございます。

日本語化の手順

次の手順で日本語化することができます。

aoshimak氏のサイト、あおしまの日記でそれぞれのPebbleに対応したパックを端末側でダウンロードします。

私はPebble Timeでしたのでカラー版のakt10jpを選びました。

ダウンロードが完了したら、ブラウザの【共有】で日本語化パックをPebbleアプリに送ります。

aoshima氏の日本語化パックはiPhone上で行う
aoshima氏の日本語化パックはiPhone上で行う

これで日本語化は完了です。

Pebbleアプリと本体を再起動すれば日本語化されていると思います。

iPhone 15 proではRebble化できない!?

sideloadが怖かったので、今までの作業は旧端末のiPhone 7で行っていました。

いざ、本命のiPhone 15 proで試してみたところ、Pebble IPKの関係で弾かれてしまいます。

どうも現在Rebble Helpで公開されているPebble IPKはiPhone 14までしか対応していないようです。

iPhone対応リスト
iPhone対応リスト

普通の時計として使う分にはiPhone 7と紐付けておけば良いのですが……

通知がやってこないのはスマートウォッチとして致命的。

DiscordにPebble用のサーバがあるため、少し聞いてみたいと思います。


  • Rebbleにより、Pebbleアプリを各スマホに導入することができる
  • Sideloadする必要があるため、始める前に完全バックアップを取る
  • Sideloadしているため、予想外の出来事が起こる可能性がある
  • 文鎮化しても完全自己責任
  • Pebble IPAに対応していないスマホにはSideloadlyは使えない

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